隠し子・・ [ねこ]

実は。。私、隠し子がいます^^,

推定2歳

性別オス

IMG_9057.jpg


この子が我が家にきた経緯は詐欺グループ&ペット病院&

里親サイト&警察を巻き込んだとんでもないものでした

事件は4月

長年可愛がっていたマルが逝ってしまい毎日泣いて暮らしていた私を

見兼ねた家族が「また飼えば良いじゃない、

うちに来たら絶対に幸せになるんだから」と背中をツンツンと押します^^;

ですが自分の年齢的なこともありそしてマル以上の子がいるはずもなく・・

また飼う?とんでもない!ダメダメ!

そんな時猫の里親サイトを何気無く覗いたらマルと同じ種類のスコティッシュ・ホールドで

毛色も似ている子が里親を探しています

思わず連絡をしてしまったら即お返事が来ました

まだはっきり気持ちが決まっていなかったのに無責任にも連絡をしてしまったので慌てました


里親を募集する場合は年齢が若い人が優先されることが多いため

私には連絡がこないと思っていたのです^^;



そしてこれからが事件の始まりです!!!

投稿記事には「スコティッシュ・ホールドのオス1歳

とても大事にしていましたが子供が猫アレルギーになり泣く泣く手放します

去勢代ワクチン代合計4万円をお支払い頂ける方にお譲りします」

ワクチン代や去勢費用は譲渡の時お支払いするのは決まりのようなので不思議には思いませんでした

・・が、今考えると「泣く泣く手放す」という割にはメール交換の文面から

猫への愛情が全く伝わって来ませんでした


待ち合わせ場所の山の手線のとある駅に行くと

崩れた感じのアンちゃん(この表現がぴったりの人でした)がキャリーバッグを

ぶらぶらさせて歩いて来ます

私は(ん?この人?家庭人には全然見えない!)と心の中で思いながらも

まさか詐欺とは思っていなかったので多くは詮索しませんでした

キャリーケースを開けて私が覗いたら中にいた猫が凄い形相で吹きまくりました

私はびっくりしてアンちゃんの顔を見て「スコティッシュ・・ですか?」と 聞くと

「はい、今は興奮しているだけです・・・」

キャリーバッグはおしっこでビショビショで臭っ!!

ここでも猫への愛情を感じることができませんでした

詳しいことを聞こうとしても投稿に書いてあること以外話してくれませんし

嫌な顔をされました

あまりしつこく聞いても失礼かと思い

去勢費用28000円とワクチン代2回分12000円を渡しました

その時領収書をくれたので別れてから領収書に書かれている病院をネットで調べたら

その病院はちゃんと実在していたので安心しました

投稿写真では耳が折れてスコティッシュの姿だったのですが

家に連れて帰りキャリーケースを開けて見たらなんか・・変!?

・・・スコティッシュではなく普通の和猫でした

猫は怯えて「お前なんか絶対に信用しないぞ!!」という暗い目で私を睨んでいます

IMG_E9070.JPG



アンちゃんがいうには去勢は3日前にしたばかりだというので

病院に電話してお風呂はいつ頃入れられるか聞きました

そしたら病院では領収書に書かれている日には

去勢手術はしていないしワクチンもしていないとのこと

その上去勢代もワクチン代ももっと安く私は2倍近い金額をアンちゃんに払ったようです

病院側は同じような問い合わせが以前にもあったとおっしゃっています

領収書を確認したいのでファックスで送信してほしいというので送ったところ

病院の所在地等は全部合っているけど病院で使っている判子とは別のものだとか

先生は憤慨していました。私のことも気の毒だけど病院としては名前を勝手に使われて大迷惑!

そうですよね・・これって私文書偽造になるんじゃないでしょうか

最初の被害者も同じ金額を払ったそうです

被害者が2人目となると病院の方も警察に届出をするので私にも被害届を

出した方が良いと勧められました

ですがなんか怖いし・・

でも猫好きの人の心を踏みにじった行為だと思い勇気を出して里親サイトと警察へ被害届を出しました

警察では指紋まで取られました(領収書に犯人の指紋がついているので見比べるためです)

もし、もしですよ私が何か犯罪に関与したらすぐに指紋でばれちゃいます^^;

なので生涯清く正しくをモットーに暮らします(笑)


警察の人の話ですと

私の場合は物的証拠がないので詐欺罪は難しいとか

領収書は病院側の証拠になるそうです

4万円は戻らないと思いますよ・・と言われました

もちろんお金はいいんです、私の不注意が起こしたことです

ただ猫を食い物にし小銭を騙し取る行為が許せなかったのです

猫を引き取ってすぐに投稿記事とIDが削除され全く連絡が取れませんでした

里親サイトの方は自ら動くことはできないようで第三者からの問い合わせには積極的に協力しますとの

連絡が来ました、これは警察のことでしょうね。

その後サイトから利用者全員に注意事項の連絡が届きました

警察からはなしのつぶて

病院からは第三の被害者が出たと先生から連絡がありました

そして引き取った猫はどうしているかと心配されていたので慣れて元気にしていますと

伝えると猫には罪はないので可愛がってもらえて自分も嬉しいですとおっしゃってくださいました

長くなりましたがここまでが猫が我が家の一員になった経緯でした。


今あの猫はどうしているのかそして先住猫のメイとの関係性はいかにと思っておられると思います

メイは初めて猫を見たとき

尻尾をタヌキのように膨らませ水鉄砲のようにおしっこを飛ばしました

マル以外の猫を見たことがないのでびっくりしたんでしょうね

その後押し入れに入って何日か出て来ませんでした

私は「メイごめんね・・こんなつもりじゃなかったのよ・・」と

メイがかわいそうで泣きました。この先メイがこのまま怖がっていたら

どうしよう。新参者の猫より馴染んだメイの方が大事です

ですがせっかく縁があって引き取った子です幸せにしてあげたいので

最善の努力をして飼うことは決めていました


しばらくゲージに猫を入れて様子を見ました

時々メイがゲージに近寄ってはヒャーヒャーと吹いていました

ですが猫はメイが怒っていてもなんのそので顔がだんだん穏やかになって来ます

掛かりつけの動物病院の先生にワクチンを打ってもらい健康診断もしてもらい

健康体であることが証明されたのでメイとの接触も安心でき

徐々にメイに慣れてもらうようにしたら今はこんな感じにまでなりました

IMG_9913.jpg



名前はムギです


IMG_9889.jpg


この子は不思議な子で私から一時も離れません

私がトイレに入るとドアの外で待っています少し長いと泣き叫んで私を呼びます

お風呂に入っていると出てくるまでお風呂の前で待っています

部屋の中を私が移動するたびについて来ます

外から帰ってくると駆け寄って来て帰って来たのが嬉しいのか

家中を走り回るのでそれをメイが冷めた目で見ています(笑)

まるでワンコのような子です

マルがいなくなってから気力がなくなり見る景色が白黒にしか見えなかったのに

ムギが来てからは綺麗に色がつきました。


穏やかな性格でスリスリして甘え「遊ぼうよ!」と誘って来ます

今までどういう生活をしていたのかわかりませんがもしあまり幸せでなかったとしたら・・

そう思うだけで不憫さが愛しさに変わります。

マルを亡くしてからまだ日が経っていないのに次の子が来たのが少し恥ずかしく

投稿できませんでした・・^^;

ご心配くださいました皆様、ありがとうございました。

またご報告が遅れましたこと申し訳有りませんでした。












nice!(79) 

nice! 79

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。